- ここで話すこと
- ここで話さないこと
- SRE/DevOps/Kubernetesをテーマにブログを書き始めた理由
- オススメWebページ7選
- ブログによる変化
- 異動による変化(2020年4月)
- コミュニティー活動による変化
- 今後の目標&告知
これは エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。
自身の中で多くの変化があった2020年をふりかえりつつ、タイトルにあるテーマ(SRE/DevOps/Kubernetes)を追いかけてきた中で、厳選したオススメのWebページ(英語)を共有したいと思います。
ここで話すこと
- SRE/DevOps/Kubernetesをテーマにブログを書き始めた理由
- オススメWebページ7選
- ブログによる変化
- 異動による変化
- コミュニティー活動による変化
- 今後の目標&告知
ここで話さないこと
- 自己紹介
- 現場での業務内容など
- オススメツールについて
SRE/DevOps/Kubernetesをテーマにブログを書き始めた理由
- クラウドネイティブな情報多過ぎ問題。
現場(2020年2月時点/異動前)で扱っている技術領域、環境などがコミュニティーのメンバーと違い過ぎる
→キャッチアップする場や時間を確保せねばメルマガを複数取っていると、メールボックスが埋まったり、件数増えて邪魔だな
→まとめて読めるブログを書けば、メルマガを一々受け取らなくて良いし、追いかけなくて良いので、自他の工数が減るのでは- 英語という言語の壁を自他にとって低くする、身近な接点を持てるようにしたい
→自身が日本語の壁で悩んだ経験から共感し、協力したい(7歳でギリシャ語→日本語に第一言語をスイッチ) - 新しい情報、アイデアに触れるのは純粋に楽しい
→興味あるジャンルが英語のメルマガで毎週出ているので、集めて読みたい。せっかくなのでシェアしたい - 社内で「プロフェッショナル職」という「自分の技術で、経験で、技術にこだわっている人を感動させる」事をミッションにするロールについたので、アウトプットをしていきたい
→アウトプットするので、インプットと期限の強制力が働きそう
気をつけていること
- 理解していないことはコメントを避ける、ただし、コメントというアウトプットから逃げない。現在の理解を言語化する
- メルマガにある不要な情報(画像など)は削って、元記事を説明・補足する情報を付ける
- なるべくタイムリーに流す。現在はメルマガを受けてリンク出来たら公開・更新していく形に
- 私のコメントが長過ぎるとノイズになるので、興味が深い分野も簡潔さを心掛ける
オススメWebページ7選
The Blameless Blog
- SREに関する文化、ドキュメント化、Runbook、リモートワーク、SLO、ポストモーテムなど様々な記事を、このブログでも頻繁に取り上げていて、とても参考になる。
Netflix Technology Blog
- Netflix社のテックブログで社内ツールのOSS化、パフォーマンスチューニング、カオスエンジニアリングなど、実践的で興味深い記事が公開されている。
Facebook Engineering
- Facebook社のEngineeringブログで、下記の7つのジャンルに分かれていている。
- Open Source
- Platforms
- Infrastructure Systems
- Physical Infrastructure
- Video Engineering & AR/VR
- Artificial Intelligence
- Watch Videos
- 個人的には「Physical Infrastructure 」の「Networking&Traffic」や「Data Center Engineering」あたりの記事が詳細な解説、検証データ、図解が面白い。
Datadog blog
- Datadog社のブログで、下記の4つのジャンルに分かれていて、記事自体がデモ動画や図を使った説明が盛り込まれていて理解が進む。(このブログで取り上げられる段階では最新情報のため、基本的にまだ日本語化されていないので、英語の記事を読んでいます)
- モニター
- エンジニアリング
- 企業文化
- コミュニティ
The GitHub Blog
- GitHub社のブログで、下記の6つのジャンルに分かれている。
- Changelog
- Community
- Company
- Engineering
- Enterprise
- Product
- 特にEngineeringの「GitHub Availability Report」は7月から始まった「各月の第一水曜日に、前月の可用性に関するレポート」を公開する取り組みで、参考にしている。他にもMySQLのスキーマ移行の記事など、毎週書いているブログ記事の方でよく登場している。
Julia Evans
- 上記のWebページ以外にも、TwiiterやWebページ「★ wizard zines ★」などで分かりやすいイラストで、Linux/Container/HTTP/Debugなどの解説をされている。
- このブログで取り上げた記事は「Why strace doesn't work in Docker」「What happens when you update your DNS?」など。
The Kubernetes Podcast from Google
- Google社社員によるPodcast。現在のCo-hostはCraig Box氏とAdam Glick氏。
- 毎週「Chatter of the week」→「News of the week」→「ゲストへのインタービュー」の流れでKubernetesエコシステムの最新情報を届けている。
- 各回Transcriptもあるので、音声で聴くよりも文字が良い方はそちらもオススメ。
ブログによる変化
反響
- 社内だけでなく、社外の方もシェア、リアクションしてくれて、ありがたい
- 記事の書き方を相談、最初の方の記事のレビューを頂いた社内のエンジニアメンター(横地さん)も喜んでくれたり、情報を拡散頂いてありがたい
→自分もそういう存在になりたいという思いを持つ。 - Twitterのフォロワーさんが徐々に増えていく
やってみて思ったこと
- 結構大変。土曜日は毎週ほぼ丸ごと使ったりして、自身の記事のチェックスピードの向上や手法の効率化が望まれる
- 反響があるとメチャクチャ嬉しい
- 社外の方に自己紹介するのにシンプルに伝わる場合が出来た
- クラウドネイティブなツールに対する情報量が増えたので、手を動かす時間が凄く欲しくなってきた
- 英語でも書いていきたい
→週末中に英語化して、社内の英語レッスンでネイティブチェックを受けてMediumでリリース。感謝!!
異動による変化(2020年4月)
- 技術領域の変化
- ネットワークメイン→AWS基盤のインフラ全般(SREチーム)
→AWSを中心とする技術へのキャッチアップしつつ、Kubernetesなどの知見を反映できるように
- ネットワークメイン→AWS基盤のインフラ全般(SREチーム)
- 文化の変化
- ネットワークの設計/構築→スクラム開発
→安定稼働に加えて、よりスピード感/ビジネス判断/価値提供を重視するように
- ネットワークの設計/構築→スクラム開発
- 環境の変化
- 出勤 → コロナ影響によるリモートワーク
→顔が見えなくても、動きや考えが見えるように情報共有/認識合わせ/ドキュメント化を意識
- 出勤 → コロナ影響によるリモートワーク
コミュニティー活動による変化
- CNDT2020(CloudNative Days Tokyo 2020)の運営メンバー: Cloud Native技術を追いかける燃料とコミュニティーに対する熱量を得る
- KubernetesのWebサイトのドキュメントの日本語ローカライゼーションへの参加
→2020年は2つのPRのみ、来年はもう少し増やしていきたい - SRE NEXTの当日スタッフ: このブログを書くモチベーションと仲間を得る
- July Tech Festa 2020のプログラム委員: プログラム採択や調整に関わり、下記にある登壇の機会を得る
今後の目標&告知
来年よりエンジニアリングメンター室に兼任メンバーとしてJoinします。 社内の「一歩を踏み出そうとしているエンジニアをサポートする相談役」として活動していきます。
- エンジニアリングメンターの特徴の一つに「社外との接点を作り、化学反応に期待する」があり、私は主にCloud Nativeな技術のキャッチアップ、今回のブログのテーマ周り、コミュニティーとの橋渡しなどのサポートができればと考えています。
- 既にメンバーのミーティングを数回実施しており、新たな取り組みに今からワクワクしています。
メンバーとしては、エンジニアメンター準備室を立ち上げた横地さん
Ansibleを中心にブログを圧倒的にアウトプットされていて、ハンズオンされている様子をYouTube配信もされています。
Julyに開催されたJuly Tech Festa2020でおエンジニアリングメンターについて話をされています。
私もメンティーとして、前述の通りブログを書き始める時に相談し、レビュー頂いていました。
www.slideshare.net
とても詳細で丁寧なテックブログを書かれていて、Japan Rook Meetup #2などに登壇されたり、常に技術やアイデアに対するアンテナが高い方です。
物事をわかりやすくまとめる能力に脱帽です。弊社のアドベントカレンダーを主催されていたり、後輩の面倒見も良いスーパーマン。
- 藤原(私)
以上の三人体制です。三者三様のアイデアや強みを生かしてチームとして付加価値を出していければと考えています。
- このブログの続きとして、上記の活動を通して触れてきた「オススメツール」についてJuly Tech Festa 2021Winterにて25分枠で話をします。 自身初の社外登壇です。普段どうやって英文ブログなどから情報収集をしているのか、オススメツールを使っている様子の一端をお見せしたいと考えています。
- Kubernetesの資格CKA/CKAD/CKSは2021年に揃えたいので、引き続き勉強していきます。
- 2021年は「やってみた」記事を出していきたい。
では、また。
Bye now!!